その昔 大きなロボットがありました。 名をLuxonといいます。 人類が最終兵器として開発したという曰くつきのロボットでした。 何体か作られたと語られています。 その頭部の残骸がここに残っています。 そう、 既に、さび付いて動くことはありません。 この世界は、ある事情から コンクリートで厚く覆われています。 ただ、このLuxonは その一部が露出しているのです。 それは故意なのか、偶然なのかは誰も知りえません。 ロボット達は、人間の命令により 戦争を始めたのですが、 お互いを壊しあうことに疑問を感じ、 そのエネルギーは人類に向けられたと伝えられています。 その頭部の大きさから、かなりの巨体であったことが伺えます。 この下に体が埋まっているのかも知れません。 そして、もしかしたら他のLuxonも・・・ まだまだ、この世界には謎が多く存在します。 いつの日か、それが分かることになるかも知れません。 それではまた・・・・ Character Others Art Short story Project Episode01