この世界には、ポーフと呼ばれるものがあります。
こちらは、ポセイドンの槍と呼ばれているポーフです。
過去の遺産のようなものをそう呼んでいるのです。
ポーフはこのように大きなものばかりではありません。
中には何に使われていたのか分からないような、
小さなものもあり、
手のひらに乗るものはその希少価値から
高値で取引されています。
その多くは、コンクリートの中に埋まっていて、
全容を確認することはできません。
このポセイドンの槍も、
コンクリートに埋まっている部分がどうなっているのか
誰も分かりません。
もし、
この槍が本当に使われていたのであれば、
ポセイドンという人は、
さぞかし大きくて、そして力も強かったことでしょう。
こんなに大きな槍を使っていたのですから。
今では、
この世界の住人の道しるべとなって、
役に立っているのです。